量子生命科学
サマーセミナー2022
ようこそ!量子生命科学の世界へ
各分野の第一線で活躍する研究者が量子生命科学研究の世界を講義形式でご紹介!
講義内容は大学生・大学院生向けですが、大学の授業に興味のある高校生の皆さん、新しい知識や教養に触れたい方、事前登録いただければどなたでも聴講できます。この夏、HOTな最先端研究の世界を覗いてみませんか?
Presented by QST量子生命研&量子生命科学会&Q-LEAP量子生命
9月4日22時をもちまして
講義動画の視聴登録受付は終了しました
講義動画配信スケジュール
9 月2 日(金) 0時~23時45分公開
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「
量子生命科学への誘い
」
馬場嘉信先生(QST/ 名古屋大学)<講義時間:約23分>
量子生命科学という新しい学術分野が、国内外で急速に発展しつつあります。量子科学技術と生命科学の融合が、どのような未来社会を切り拓くのか、皆さんと一緒に考えたいと思います。
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「量子ナノセンサによる生体計測」
外間進悟先生(大阪大学)<講義時間:約28分>
細胞の中に入る極微のナノ計測器、量子ナノセンサーの基礎と応用について紹介します。細胞内の温度分布や電場など従来不可能であった計測が実現されるようになりました。
9 月3 日(土) 0時~23時45分公開
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「量子生命の魅力~量子計測による生体動態解析法の開発」
石綿整先生(QST)<講義時間:約38分>
最先端の量子計測では、量子センサに量子コンピュータと同様の制御を行うことで、ナノスケールにおける生体分子の高感度な解析を行っています。皆さんが勉強している量子力学を利用し、ナノスケールで脂質分子の動きを据える手法について解説します。
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「認知バイアスから見た脳とこころのメカニズム」
山田真希子先生(QST)<講義時間:約36分>
人間の認知機能は、古典力学よりも量子力学の数学的体系と接点がある可能性があります。脳と心のメカニズムと量子理論を繋げる試みを解説します。
9 月4 日(日) 0時~23時45分公開
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「超偏極MRIによる生体分子イメージング」
山東信介先生(東京大学)<講義時間:約36分>
電子や原子核のスピン状態は重要な量子パラメータです。スピン状態を制御することでMRI分子プローブを高感度化し、新しい医療診断・治療の可能性を拓くチャレンジの最先端を説明します。
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「タンパク質の構造科学」
玉田太郎先生(QST)<講義時間:約36分>
タンパク質の機能解明に必要な構造情報を得るための新たなツールとして中性子回折を紹介します。タンパク質の機能発現には、従来は分からなかった水素原子の振る舞いが重要であることが分かってきました。
フライヤーダウンロード
お問い合わせ先: QST 量子生命科学研究拠点センター
iqls-kikaku4@qst.go.jp
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