この度、量子生命科学会第7回大会を令和7年5月28日~30日に開催する運びとなりました。今大会のテーマは「ナノで拓く生命の未来」です。このテーマは、ナノスケールにおける量子現象が、生命科学にどのような新たな道を切り拓くかを考察することを目的としています。
今年は、量子科学の誕生から100年という記念すべき年を迎えます。この重要な節目を機に、量子生命科学全体の発展を一層促進し、新たな知識や応用の可能性を探る機会を皆様と共に創りたいと考えています。量子生命科学は、量子論や量子力学の視点から生命現象の理解を深める試みによって、医療、環境、エネルギーなど多岐にわたる分野への革新を目指しており、その可能性は日々拡大しています。特に、若手研究者の皆様には、量子生命科学の最前線での議論に参加し、自身の研究を新たな視点で発展させる機会を提供したいと思っています。また、異なる専門分野の研究者とのつながりを形成し、コラボレーションの可能性を広げる貴重な場にしていきたいと考えています。
この第7回大会が、量子生命科学の未来を切り開くための重要なステップとなり、皆様と共に量子科学100周年を祝う場となることを期待しています。
最後になりますが、大会事務局一同、皆様のご参加を心よりお待ちするとともに、皆様にお会いできますことを楽しみにしております。
一般社団法人量子生命科学会 第7回大会
大会長 藤井健太郎 (量子科学技術研究開発機構)
開催日時 |
2025年5月28日(水)~30日(金) ※30日はエクスカーションとして「NanoTerasu見学会」を開催します。 見学会開催日時:5/30(金)10時~11時 見学希望については、大会受付にて確認させていただきます。 |
---|---|
大会参加費 | 正会員 8,000(10,000)円、非会員 16,000(20,000)円 学生会員 4,000(5,000)円、学生非会員 8,000(10,000)円 ※カッコ内は事前登録なしの参加費 ※発表のない学生の参加は無料 ※大会参加費の領収書は、当日受付にて参加証と共にお渡しいたします。 |
懇親会費 |
一般 5,000円、学生 2,000円 ※全て税込み・要事前登録 |
開催場所 アクセス |
東北大学 青葉山コモンズ 仙台駅より地下鉄東西線「青葉山駅」下車 南出口より徒歩約5分 https://www.library.tohoku.ac.jp/agr/facility.html#3 |
懇親会 |
会場:青葉山コモンズ内食堂(予定) 日時:5月28日(大会1日目)19:00 - 21:00 |
参加登録期間 |
2025年3月1日(土)~ 2025年4月30日(水)17時 2025年5月7日(水)17時 ※延長しました 締め切りました |
演題登録期間 | 2024年3月1日(土)~ 2025年4月30日(水)17時 2025年5月7日(水)17時 ※延長しました 締め切りました |
定員 | 400名 |
主催 |
一般社団法人量子生命科学会 |
共催 | 東北大学大学院農学研究科 A-Sync 量子科学技術研究開発機構 NanoTerasuセンター 量子科学技術研究開発機構 量子生命科学研究所 |
見出し | ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。 |
委員長 | 藤井健太郎(量子科学技術研究開発機構(QST)) |
---|---|
プログラム委員会 | 委員長:玉田太郎(QST) 委員: 瀬藤光利(浜松医科大学)、門之園哲哉(東京科学大)、三浦夏子(大阪公大)、犬飼宗弘(徳島大) |
財務委員会 | 委員長:野口実穂(QST) 委員: 藤井健太郎(QST) |
広報委員会 |
委員長:湯川博(QST) 委員: 今岡達彦(QST)、川野光子(QST) |
表彰委員会 | 委員長:田中成典(神戸大) 委員: 水落憲和(京都大)、広井賀子(神奈川工科大/慶應大)、高草木洋一(QST) |
相談役 | 岡野俊行(早稲田大) |
大会事務局 | quantumbio2025=gmail.com([=]を[@]にしてください) |
見出し | ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。 |
[ご略歴]
1986年 東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)、
日本学術振興会特別研究員を経て、
1987-1989年 東京大学理学部助手、
1989-2004年 東芝研究開発センター研究員、
2004年 神戸大学大学院自然科学研究科教授、
2010年より神戸大学大学院システム情報学研究科教授
2025年3月定年退職(神戸大学名誉教授)
2025年4月より神戸大学分子フォトサイエンス研究センター学術研究員
[ご専門]計算生物学
[ご趣味]昭和スポーツ史探索
[ご略歴]
2000年 筑波大学博士(理学)、
2001年 筑波大学生物科学系リサーチアソシエイト、
2005年 東北大学先進医工学研究機構助手、
2008年 東北大学大学院医学系研究科助教、
2009年 同大学同研究科講師、
2012年 同大学同研究科准教授、
2013年より同大学同研究科教授。
2020年より東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター教授を兼務し、NanoTerasuにおいて放射光を利活用した医学医療研究を先導・推進する立場に従事。
2025年より東北大学大学院医学系研究科長特別補佐を担当。
【1日目:5/28(水)】
9:30~ 9:40 開会あいさつ
大会長 藤井健太郎(量子科学技術研究開発機構)
学会長 馬場嘉信(量⼦科学技術研究開発機構/名古屋大学)
9:40~11:10 シンポジウム① 放射光分光を利用した新たな量子生命科学の展開
11:10~12:40 お昼休み・評議員会
12:40〜13:30 基調講演1:量子生命科学への期待
田中成典(神戸大学)
13:30~13:40 休憩
13:40~15:10 シンポジウム② 複数の手法が織りなす構造生物学の新展開
15:10〜15:20 休憩
15:20~16:50 シンポジウム③ 医学への展開を見据えたDNP技術による生物の代謝解析
16:50〜17:10 休憩
17:10~18:40 ポスターセッション
17:10~17:55 奇数
17:55~18:40 偶数
19:00~21:00 懇親会
【2日目:5/29(木)】
9:00~10:30 一般口頭発表
10:30〜10:40 休憩
10:40~11:30 基調講演2:高輝度光科学で解く病態メカニズム
権田幸祐(東北大学)
11:30~12:40 お昼休み
12:40~14:10 シンポジウム④ 量子センシングによる腫瘍微小環境の理解に向けて
14:10〜14:20 休憩
14:20〜15:50 シンポジウム⑤ 超偏極科学の基礎技術
15:50〜16:00 休憩
16:00~16:30 チュートリアル:コンピュータはどのようにタンパク質構造を学んだか:
AlphaFoldとタンパク質デザイン
櫻庭俊(量子科学技術研究開発機構)
16:30〜16:40 休憩
16:40~18:10 受賞講演:若手優秀賞、研究奨励賞
18:10~18:20 表彰式
18:20~18:30 閉会あいさつ(第8回大会長)
※簡易版プログラムを下記よりダウンロードいただけます。